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ごあいさつ

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一関市医師会
第19代会長 寺崎 公二

  一関市医師会ホームページをご覧いただきありがとうございます。

 波乱の年明けとなりました。
 年明け早々の「能登半島地震」は多くの犠牲者と避難住民を抱えたまま、停電、断水に加え交通インフラ寸断により十分な支援が行き届かない状況で1週間が過ぎようとしております。東日本大震災の状況を思い浮かべて被災者の方々に思いを寄せる方も多かったと思います。本格的な積雪シーズンを迎え1日も早い復旧と被災者の皆様へ支援が届くように祈念するのみです。
 また、重なるように日航機と海保機の衝突事故があり海保隊員の犠牲者がありました。地震の被災地に向けての任務中の事故であり残念ではありましたが、民間機の乗員乗客が全員無事脱出できたことは奇跡ともいわれました。飛行機事故の怖さをあらためて実感させられました。
 今回の地震・事故で亡くなられた方々には心からご冥福をお祈りいたします。 

 新型コロナウィルス感染症は昨年5月に感染症5類に移行し、市中感染症の一部としてインフルエンザと同等の扱いとなりました。しかしながら感染力は強く昨年8月から9月にかけての第9波では岩手県において過去最大の感染者数となりました。連日の猛暑の中での発熱外来は医療機関にとって大きな負担となり業務がひっ迫する状況となりました。
 10月以降は新型コロナ患者が減少傾向になるにつれてインフルエンザ患者が増加傾向となり12月には学級閉鎖などが頻発し、年末年始の当番医でもインフルエンザ患者が多数を占めました。気がかりなのは当番医の受診データから徐々に新型コロナ患者が増加傾向にあることです。インフルエンザと異なり新型コロナウィルス感染症は季節性が無くいつでも流行する特徴があります。引き続き感染対策に留意していただきたいと思います。
 尚、本年からはワクチン接種も年1回となり補助対象は現時点では高齢者のみの予定です。

 医師会が運営する「一関市医師会附属一関看護専門学校」は令和7年より全日制(3年制)の募集を開始いたします。高校卒業後に看護職を希望する生徒さんに地元で就学する機会を確保するとともに各種奨学金制度を利用した就学支援にも力を入れております。すべての生徒さんの看護師資格取得に向けて全面的にサポートいたします。
 オープンキャンパスやHP、SNSを通じて情報発信してまいりますので看護職に興味のある生徒さん方の進学の参考にしていただきたいと思います。

 一関市医師会は行政、医療関係者と協力して引き続き地域医療の充実を目指して活動してまいります。
 本年もよろしくお願いいたします。

令和6年1月8日


一関市医師会シンボルマーク

一関市医師会のシンボルマークは、葛(くず)の葉をデザイン化して、平成9年(1997年)に制定されました。
詳しいシンボルマークの由来や、一関市医師会の歴史についての解説は、下記のページをご覧ください。

シンボルマークについて

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